4月からお仕事で新しいことに挑戦しようと思っています。
とても素晴らしいわ!それは楽しみね!
今まで、なかなか一歩を踏み出すことが出来なかったけど、ようやく決心つきました!
それは素晴らしいわ!どういう心境の変化があったの?今日はその辺りを考えて心理学的に解説していきますね!
本来人は、前に進もう、成長しようという気持ちをもって生まれてきます。
だから赤ちゃんは自分で歩き出そうと頑張るし、中学生になって制服を着ると、うれしい気持ちになります。
ところが大人になると、成長が止まってしまう人が少なからずいます。
変わらないというのは成長もしていないということです。
成長したくないという人はいないのに、変わらないことを選んでしまう人がいるのです。
どうしてでしょうか。
変わることが怖い
子どもは怖いもの知らずです。
将来の心配も大人と比べたらほとんどせずに生きています。
遊びに夢中になり疲れても、明日に響いたらどうしようなど考えていません。
子どもだからね、と言ってしまえばそれまでです。
大人になったら、明日の生活について考えずに、簡単に財布の中身を空にするような生き方はできません。
ですから心配することが悪いとはいってないです。
ただ心配との付き合い方が、徹底的に下手な人がいることが問題なのです。
心配したほうがいいこともあります。
もしも地震が来たら心配だから、家族のために水と食料を備えます。
スピーチがきちんとできるか心配だから、原稿をかいて練習もします。
これは正しい心配の仕方です。
これでとどまっていればいいのですが、失敗を恐れるがあまり、なにもできなくなってしまう人もいます。
リスクのない挑戦はありません。
英会話教室に行くにしても、自分と相性のよい先生と巡り合えるかわかりませんし、食べたことがない料理を食べたら、おいしくない可能性だってあるのです。
未来をすべて予測などできるわけがないのに、もしも嫌な思いをしたらどうしようと心配しすぎてしまうと何もできなくなります。
何もしないことになれてしまうと、失敗をおそれるがあまり、変わることも怖くなってしまいます。
人は変わらないといけないのに、自分の変化にさえ自信が持てなくなります。
変わらない理由などいくらでもある
林修が、「人はやらない言い訳をする天才だ」と言っていました。
自分を納得させるためなら変わらない言い訳なんていくらでもできるのです。
誰かにわかってもらう必要などないのです。
自分がそれで安心できればいいのですから。
実際、部屋の模様替えをしようとして、家具屋さんで飾り棚を買ってみたけど、部屋においてみたらあわなかった場合、置いた結果満足して得る喜びの2倍のショックをうけます。
損をした時のショックの方が、得をして感じる喜びの2倍ということです。
失敗したときのショックのほうが大きいのであれば、むしろ何もしないほうがいいと思ってしまうのです。
でも誰だって失敗することはあります。
その経験に一時的にめげてしまうのは当たり前です。問題は、めげたままの状態から、抜け出そうとしなくなってしまう人がいるということです。
また失敗してショックを受けるくらいなら、何もしないほうがいいと思ってしまうのです。
その内容が、ネイルサロンがいまいちだったからもうネイルサロンにはいかない、くらいであればいいのですが、最初の就職先が合わず、辞めた後、次に就職するのが怖くなる、までいくと問題です。
何かしないと力はつきません。
しかし過去の失敗経験を繰り返したくないと恐れるがあまり、一歩が踏み出せなくなってしまいます。
引きこもりまでいかなくても、会社で自分がやる仕事の範囲をけして広げようとせず、自分はここまでしかできないとアピールします。
私はこのレベルのことしかできないと他ならぬ本人が思い込みます。
そうすることで本人は自分を守っているつもりなのです。
人間関係もけして広げようとしなくなります。
いつも顔を合わせる人と、いつも同じ話をするだけになっていくだけなので、新たな気づきはないまま、年月だけが過ぎていきます。
才能は磨かないと光らない
忘れてはならないのは、すべての人にはその人だけの役割や才能が与えられているということです。
それが何なのかという答えは自分で出さないといけないです。
もしかしたら自分なりに頑張っている中で、ふと振り返った時わかるものかもしれないです。
漫画やドラマではないので、たまたま偶然、誰かに才能を見出してもらえるわけではないのです。
そんな奇跡を待っていても大乗なほど、人生は長くありません。
どんな人でも、生きていれば必ず試練の時があります。
なんで自分だけと人は考えてしまいがちですが、他人からは見えないだけですべての人に試練の時はあります。
分かれるのはここからです。
試練に立ち向かう人と、逃げる人がいます。立ち向かうことで、人は磨かれ、削られ光っていくのです。
宝石の原石は何もしなかったら光りません。
忘れてはならないのは、どんな試練も振り返れば決して無駄な試練はないということです。
涙が報われる時は必ず来ます。
あとはそれを信じることができるかどうかです。
まとめ
与えられた能力をいかせずに終わってしまうのはもったいないです。
変わるために必要なのは一歩踏み出す勇気です。
勇気が持てないという人もいるでしょう。それならば、まず、ほかのだれでもない、あなた自身が自分の可能性を信じてください。
可能性を信じることができた時、あなたを助けてくれる人も必ず与えられます。
あなた自身が、自分の可能性を信じなかったら、誰もあなたの可能性を信じてはくれません。
でも大丈夫です。
考え方のシフトチェンジは、この瞬間にだってできるのです。